はてなプロ野球’04-近鉄・オリックス合併関連

野球

さみ〜さんのブログを読んで思ったこと。賛成や異論を唱えるとかそういうのではなく、巨人の特別視って言葉を見て思ったことを書くだけ。
巨人を特別視する理由はとにかく強いことだ。それは選手の力だけではなく球団経営の仕方も含めて。弱くて最下位でも巨人に勝つと盛り上がる。いやこれは巨人以外の球団の戦略だ。盛り上がるようにさせられている。球団の失敗である「弱いこと」を棚に上げて、巨人戦での一戦や一勝で誤魔化しているのだ。
ただこれがいけないこととは思わない。プロ野球は興行でもあるという側面を考えれば当然のことだ。どんな形でも盛り上げ観客を呼ぶのが興行だ。セ・リーグには巨人というコンテンツを逃げ場にしている。それが「特別視」だろう。ただパ・リーグには逃げ場がない。交流戦付きの２リーグだとか１リーグ制だとか言っても、結局は各球団に平等に巨人戦を与えようというものに他ならない。どちらにしても全球団これまでのセ・リーグの収益構造にして巨人にぶら下がることを続けるということだ。現状では当分その形でいくしかないだろう。巨人が経営で優位に立つシステムには歴史があってこそ成り立つものがある。今各球団に巨人と同じ事をして独り立ちしろというのは無理がある。収益構造を変えるのかどうか（例えば放映権料の分配など）を議論しない限り１リーグ制か２リーグ制かの議論は意味をなさないと思う。